【半額以下‼】チューダーの修理・オーバーホール民間業社おすすめ＆選び方

とお悩みではないでしょうか？

オーバーホール料金は年々値上げされており、正規では機械式（クロノブラフ）なら約5.5万円もします。

そこへ部品交換代が上乗せされるため、非常に高額になり気軽にはオーバーホールできませんよね。

とはいえ長く時計を使いたいならオーバーホールしない訳にもいきません。

そのため正規に比べて安い民間修理業者を検討される方も多いです。

最近は街の修理店だけでなく、全国から宅配でオーバーホールを受け付けてくれる業者も多く、選択肢が広がっています。

嬉しい一方で、選択肢が多くて選ぶのが大変だったり、違いがよくわからずに迷ったりしますよね。

そこでチューダー対応の民間修理業者を徹底的に調べ上げ、料金、納期、技術力で比較しました。

チューダー（正規）のオーバーホールについて

民間業者の比較をする前に、チューダー（正規）のオーバーホールを確認しておきましょう。

実施内容は民間業者で実施するオーバーホールと変わりません。

正規の料金（並行差別なし）

正規に依頼する場合、下記のような料金に分かれます。

チューダーにはいわゆる並行差別はなく、正規品も並行輸入品も変わりません。

オーバーホールは4.4万円～となってます。

納期

納期は約6週間前後です。

保証期間

正規でオーバーホールした場合の保証期間は2年です。

2年の長期保証は正規ならではですね。

但し、自責（落とした、ぶつけたなど）の場合は対象外になりますのでご注意ください。

オーバーホール周期（推奨期間）

チューダーからは、オーバーホールは５年に1度実施が推奨されています。

一般的に機械式時計は３～５年でオーバーホールすべきと言われてます。

使い方にもよりますので、もし３年を超えている場合は一度時計の状態を確認すると良いでしょう。

民間修理業者に依頼するメリット/デメリット

民間修理業者を選ぶ前に、正規（チューダー）と比べたメリット/デメリットを確認しておきましょう。

メリット	デメリット
基本料金が安い（1/3～1/2程度） 短期間でのオーバーホールが可能 部品交換する/しないの相談OK	正規の修理保証書がつかない 技術力にバラつきがある 部品交換が多い場合は正規より高くなる場合もある

民間修理業者に依頼するメリット

メリット/デメリットそれぞれありますが、私としてはメリットの方が大きいと考えてます。

機械式（非クロノブラフ）の場合、正規だと4.4万円かかるところ、民間業者なら最安2.2万円（半額）で対応することができるため金銭的なハードルがかなり下がります。

また正規の場合は、部品交換の相談ができないため高額になる場合や、今までの風合いを損なうこともあります。

参考：正規の場合は、
・チューダーの厳しい基準に満たしていない場合は部品の交換が必須。
・針や文字盤等も劣化していた場合は交換が必須。

部品交換の相談に応じてくれる民間修理業者を使うのがおすすめです。

民間修理業者に依頼するデメリット

一方、デメリットは業者選びや考え方で補う事ができます。

例えば、
・修理保証書→買取価格に影響しますが、売らなければ関係ありません。
・保証期間→正規でもオーバーホール周期（目安：５年）に全然足りていません。
・技術力→時計技師の保有資格や年間修理本数を確認すればトラブルに合う確率を下げられます。

但し、部品交換が多い場合は正規でお願いする方が安い場合があります。見積もり無料の業者も多いため、一度見積もって判断するのが良いでしょう。

実店舗と宅配どっちが良い？

民間修理業者には地域や地元に根付いた修理店があります。

近くに良い業者があれば良いですが、

×希望の条件に合う業者がない
×家から遠い

という場合は、宅配もおすすめめです。

実店舗でのメリット/デメリット

メリット	デメリット
修理業者と顔を見て話せる安心感	お店の選択肢が限られる お店まで行かないといけない(時間と交通費がかかる)

宅配のメリット/デメリット

メリット	デメリット
実績多数&国家資格在籍多数の業者を選べる あなたの希望の業者を見つけられる 急ぎのオーバーホールもOK 24時間いつでも、どこでも依頼できる(配送料も店負担が主流)	発送/返送の時間がかかる 見積もりキャンセルの場合に返送料が必要

実店舗のメリットは顔をみて会話できることです。

一方で宅配は顔は見えませんが、全国のリーズナブルでハイクオリティの業者を探すことができます。

宅配の場合は選択肢も多くなりますので、この後紹介する選び方やおすすめ業者を参考にしてください。

民間修理業者を選ぶ５つのポイント

①純正部品を使用している？

社外部品を使うとチューダーの正規サポートを受けられなくなります。

時計の資産性を気にされる方は純正部品交換をしてくれる業者を選びましょう。

正規サポートを受けず、時計の寿命まで使い続ける予定であれば、社外部品でも構わないと思います。

但し、社外部品と純正部品を組み合わせた時の相性は素人には判断できませんので、純正部品を使う業者を選んだ方が安心です。

今回ご紹介するのは基本的に純正部品を使用する民間修理業者です。

②メンテ内容（料金と基本セット内容）の希望が合う？

正規に比べると基本料金がかなり安く、半額以下でオーバーホールできる業者も多いです。

例：ブラックベイ（機械式）
・正規：4万4000円
・民間修理業者：2万7500円（約37%OFF）
　※リぺスタの例

ただし、民間の中でもメンテナンス項目や料金の違いはあります。

あなたにとっては不要なメンテナンスも含まれてるかもしれませんので、あなたの希望にあった業者を探しましょう。

部品交換や研磨を依頼したい場合は、基本料金に含まれているか、部品代やオプション代がいくらかを確認することが大事です。

	カナルクラブ	WATCH COMPANY	リぺスタ
内部洗浄	分解&洗浄、組み立て＆注油、タイミング調整	分解&洗浄、組み立て＆注油、タイミング調整	分解&洗浄、組み立て＆注油、タイミング調整
外装仕上げ	なし	新品仕上げ ※オプション	新品仕上げ ※オプション
点検 ※公式HPで確認できたもののみ記載	防水テスト 巻き上げテスト	防水テスト 巻き上げテスト 持続時間テスト	防水テスト ランニングテスト タイミングテスト（5姿勢）
価格	2万2000円～	2万5300円～	2万7500円～
	HPはこちら	HPはこちら	HPはこちら

③納期は使いたいときまでに完了する？

オーバーホールは完全に時計を分解したり、研磨したり、動作を点検したりするため期間が必要です。

その期間は業者によって3週間〜8週間と幅があります。

入学式や旅行に向けてオーバーホールしたいと思ってる方は、必ず期間をチェックしてください。

但し、混雑時期や部品交換が必要な場合は納期が伸びる可能性があります。余裕を持って見積もり、依頼しましょう。

	WATCH COMPANY	CIEN	千年堂
見積もり	0.5週	1週間	1~2週間
オーバーホール	３週間～	3週間	2~5週間
合計期間 （配送期間を除く）	3.5週間～	4週間	3~8週間
	HPはこちら	HPはこちら	HPはこちら

④技術力・実績

安くて、早くて、純正部品を使っていても、技術力や実績がないと不安ですよね。

・どんな資格を持っている職人が在籍しているのか
・年間でどれくらいの修理実績があるのか

をしっかり確認しておきましょう。

多いと年間7万本以上も実績がある民間修理業者もあります。

時計修理に関する資格には下記のようなものがあります。

時計修理に関する資格
・時計修理技能士１級
・公認高級時計師（CMW）
・信州匠の時計修理士

中でも、国家資格の時計修理技能士１級が在籍しているかは確認しておきましょう。

	ウォッチドクター	WATCH COMPANY	ウォッチホスピタル
年間実績本数	約72,000本 （ROLEX、OMEGAのOH：5,000本）	25,000本以上	約20,000本
保有資格	時計修理技能士1級 WOSTEP認定者 上級ウオッチコーディネーター 信州匠の時計修理2級　他	時計技能士1級 メーカー修理部門出身者	時計修理技能士1級 多数在籍
その他	ORIENTから修理技術の認定	多数メディア掲載、 時計専門店やブランドショップからの下請け実施	100ブランド近くの時計修理実績
	HPはこちら	HPはこちら	HPはこちら

⑤保証期間はどれくらい？

保証期間は自信の高さにも繋がります。

民間修理業者では1年保証の会社がほとんどですので、それよりも短い場合は注意しましょう。

今回ご紹介するのは全て1年保証の民間修理業者です。

オーバーホールのおすすめ業者

まとめ｜おすすめ民間業社＆選び方

希望別おすすめの民間修理業者

• 【元ロレックス技術者が手掛ける】リぺスタ
• 【新品の輝きを取り戻せる！】CIEN
• 【コスパ抜群】WATCH COMPANY
• 【安くOHだけしたい方】OROLOGIAIO（オロロジャイオ）

民間修理業者の選び方

• 純正部品を使用しているか
• 料金と基本セット内容の希望が合うか
• 納期は使いたいときまでに完了するか
• 技術力・実績があるか
• 保証期間はどれくらいか