【洗っ時計の使い方】半年以上洗ってない時計がピカピカに

時計の汚れを手軽&しっかりと落とすことのできる洗っ時計。

時計好きの間では必須レベルで使われている商品です。

とはいえ、初めて洗っ時計を使う方、これから購入を考えている方にとっては、

  • どれくらい吹きかければよいのか?
  • 本当に汚れが落ちるのか?

気になるところかと思います。

今回は半年以上洗っていなかった時計を使って、洗浄力を実際に検証しましたので、洗っ時計の使い方と一緒にご説明します。

やす

実際に使ってみて、めちゃくちゃ簡単で、思った以上にしっかり汚れが落ちました!

目次

洗っ時計とは?

洗っ時計とは?

まず初めに、洗っ時計とはなにか?をご説明します。

洗っ時計とは、腕時計やアクセサリーなど、金属製品の汚れを落とす『貴金属用の洗浄水』です。

そのため、『洗っ時計』という名前ではあるものの、指輪やネックレスなどにも使用できます

製造元は、株式会社ウェイタゴという会社で、大阪府に本社を置く日本のメーカーです。

他にも、換気扇回りやコンロ用の『ゴシゴシ知らず』などのお掃除グッズも手掛けており、清掃道具に強い会社です。

洗っ時計の成分・できること

洗っ時計はアルカリ性電解水です。

アルカリ性電解水は、タンパク質や油脂を分解する特徴があり、家庭用の掃除道具でもよく使われています。

下の図のように、浸透・分解・乳化することで、ゴシゴシ拭いたり擦ったりしなくても、簡単に汚れを落とすことができます。

他にもアルカリ性電解水は次の良いところがあります。

  • 汚れだけじゃなく除菌もできる
  • 水洗い不要
  • 安全性も高い
やす

よくテレビの汚部屋掃除で換気扇などの汚れを簡単で綺麗にとってくれるアレの時計バージョンです

アルカリ性電解水ならなんでもいいの?

100均などにもアルカリ性電解水は販売されてますが、なんでも良いという訳ではありません。

実はアルカリ性電解水には、炭酸カリウムを使ったものと、塩化ナトリウムを使った2種類があります。

塩化ナトリウムは時計を錆びさせる危険があるので、必ず炭酸カリウムの方を使うようにしましょう。

時計に使えるアルカリ性電解水

× 塩化ナトリウム
 炭酸カリウム

また、安いアルカリ性電解水だとph(アルカリの強さ)が安定せず、洗浄効果が弱い場合もあります。

高価な腕時計に使うのであれば、時計専用に作られたアルカリ性電解水を使う方が安心です。

注意点|宝石など素材によっては使えない

安全で使いやすい「洗っ時計」ですが、使えない素材もあるので注意が必要です。

使える/使えない素材の一覧は次の通りです。

時計でよく使われる、金・プラチナ・チタン・ステンレスなどの素材はOKです。

ガラスも使えないものに入ってますが、傷やひび割れがなければ大丈夫のようです。

一方で、宝石はNGのため、ダイヤなどが施されている箇所には吹きかけないようにしましょう。

また、革も使えないので革ベルトには使えません。

洗っ時計の使い方

用意するもの

洗っ時計を使うために必要なのは、次の2つだけです。

用意するもの
  • 洗っ時計
  • ティッシュ or 柔らかい布

私はすぐに捨てられるのでティッシュを使ってます。

またガラス面をしっかりと保護したい方はラップを用意してもOKです。

洗っ時計の使い方は2種類

洗っ時計は

  • 布に湿らせて拭く
  • 時計に直接吹きかける

の2つの方法があります。

どちらもめちゃくちゃ簡単です。

◎布に湿らせて拭く場合

  • ティッシュや柔らかい布を用意し、布を充分しめらせるようスプレーする
  • 汚れを落としたい部分を布で軽く拭き、乾かす

◎時計に直接吹きかける場合

  • ティッシュや柔らかい布の上に時計を置く
  • 5~10cm離して、汚れを落としたい部分にスプレーする
  • 10~20秒ほどおいて、柔らかい布で汚れを拭き取り乾かす

【検証】洗っ時計で時計を洗ってみた

今回は洗う時計はこちら、CITIZEN ATTESSA です。

約9カ月前に中古で購入しました。

ここ最近は使用頻度は低かったものの、現状渡し&購入初期は週3~5日使用のためそれなりの汚れかと思います。

ベルト(裏側)

ここが一番、汚れが目立ってました。

画像でも一目瞭然ですが、ベルトの隙間に溜まっていた黒い汚れがかなり取れています。

拡大するとこんな感じです↓↓

とはいえ、完全に取り切れるわけではないため、汚れが酷い場合はブラッシングと併用しましょう。

ベルト(表面)

表面は全体的に黒ずんだ様子でしたが、掃除後は全体的に明るくなった印象です。

表面の汚れにも効果あるようですね。

バックル

大きな違いはありませんが、こちらも全体的に明るくなった印象です。

黒ずみが酷い部分はまだ汚れが残っているようですが、何度か洗えば取れそうです。

バックル(留め具付近)

留め具周りの黒ずみも取れました。

拭き取った布

時計を拭き取った後の布(ティッシュ)がこちら。

黒ずみがかなりの量出ています。

こういった感じで目に見えて汚れが落ちると気持ちいいですね。どんどんやりたくなっちゃいます。

今後、ネックレスなど他のアクセサリーにも試してみたいと思います。

まとめ|超手軽で汚れが激落ち!

正直、どれだけ汚れが落ちるのか半信半疑でしたが、思ったよりも綺麗に汚れが落ちてくれました

特に夏場はどんどん汗をかきますし、手を洗った時に少し水がついてたりするとそこから汚れが溜まる原因にもなります。

洗っ時計の洗浄力は中々強力なので、

  • 手軽に汚れを落としたい方
  • ブラッシング+αでしっかり汚れを落としたい方

どちらにもおすすめです。

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